積立投資シミュレーション:ガイド

このシミュレーションは、最初から正解の数字を決めることを目的としていません。
大まかな条件で試し、結果を見て「思っていたのと違う」と気づいたら条件を直す。こうした試行を繰り返しながら、自分に合った現実的なプランを少しずつ作っていくためのツールです。

このシミュレーションでできること

「毎月(毎年)積み立てたら、将来どうなりそうか」を現実に近い形で確認できます。

  • 柔軟なプラン作成: 積立額の変更、一時的な取り崩し、追加投資の反映。
  • 新NISA対応: 非課税メリットを含めた、実際に近い資産推移。
  • リスクの可視化: 好調・不調のケースを含めた、幅のある将来像の把握。

結果の変化について

将来の値動きを再現するため、同じ条件でもシミュレーション結果が変わることがあります。

これは「毎回同じ未来」ではなく、起こり得る複数のパターンを見るための仕組みです。

なお、シェアされた結果は、いつ開いても同じ内容が表示されるようになっています。

大切な前提:計算の仕組みについて

積立は「年に1回・年のはじめ」に行う計算です

本シミュレーションでは、積立投資を次のように考えています。

  • 計算は1年ごと
  • その年の積立額は、年のはじめにまとめて投資する想定

これは毎月積み立てる場合をシンプルに置き換えたものです。
「計算がわかりやすい」「結果が極端にズレにくい」という理由から、初心者の方にも理解しやすい近似モデルを採用しています。

想定リターンどおりに増えない理由

入力するリターンは長い目で見た平均の目安です。実際の市場は「大きく増える年」「減る年」が入り混じります。
本ツールでは価格の上下動(値動き)を考慮して計算しているため、途中で一時的に大きく減る結果が出ることがあります。これは失敗ではなく、「起こりうる現実」を事前に確認するための設計です。

グラフの見方とリスクの考え方

グラフの読み取り方
  • 中央の実線: 標準的な結果(中央値)です。一直線ではなく、実際の市場のように上下しながら進みます。
  • 色のついた面: 上位5%〜下位5%の範囲です。「よくなりやすい範囲・悪くなりやすい範囲」をとして表現しています。

税金とNISAの考え方

難しい計算は自動で行い、最終的に手元に残りそうな金額が分かるようにしています。

  • 新NISA: 範囲内で増えた利益は非課税。枠を超えた分は税金がかかる前提で計算。
  • 税金の計算: 実際の税金は「いつ・どのくらい売るか」で変わります。本ツールでは税金を少なめに見積もりすぎないよう、毎年一定の税金がかかるという、やや控えめな考え方を採用しています。楽観的になりすぎない目安としてご利用ください。

ライフプランを反映できる理由

人生では積立額がずっと同じとは限りません。

  • 「若いうちは少なめ、余裕が出たら増額」
  • 「大きな出費で一時的に取り崩し」

こうした調整をそのまま結果に反映できるため、資産が一直線に増える理想図ではなく、実際の生活に近い動きを確認できるのが特徴です。

ライフイベントの反映例

迷ったら「具体例」から試す

入力に迷った場合は、次の考え方から始めてみてください。

25歳|まずは少額から

  • 投資はこれから始めたい、まずは月1万円で積立スタート
  • 無理のない金額でコツコツ続けたい
  • 長く続けた場合、将来どれくらい差が出るかを確認

33歳|ライフイベントが多くて先が読めない

  • 5年後に住宅購入の頭金として一部取り崩し
  • 途中で積立額を変えながら続けたい
  • その後も無理なく積立を続けた場合の資産推移を確認

46歳|今から始めてどこまで届くのか

  • 老後資金が現実的な不安になってきた
  • 積立期間は定年までの約20年を想定
  • リスクを抑えた場合の現実的な到達点を確認

おすすめの活用ステップ

  1. 大まかなプランを立てる: ざっくりした数字で入力を開始。
  2. 結果を確認する: グラフの「幅」や将来の推移を見る。
  3. アドバイスを見る: 画面に表示されるコメントをヒントにする。
  4. プランを修正する: 条件を少しずつ変えてみる。
  5. → 「2. 結果を確認する」に戻る

この流れを繰り返すことで、あなたに合わせた、あなただけのプランが出来上がっていきます。

最後に

このシミュレーションは、正解を当てるためのツールではありません。
「無理のない金額か」「続けられそうか」「想定外が起きても慌てずにいられるか」を考えるための材料として、ご自身のペースでご活用ください。

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